★科目名
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設 計 計 画 Ⅳ
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講義名
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設計計画Ⅳ
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受講可能学科
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造形学部・建築学科
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担当研究室
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建築学科
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★担当教員
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源 愛日児、鈴木 明、高橋 晶子、布施 茂、小西 泰孝、菊地 宏、長谷川 浩己、土屋 公雄
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分野
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専門Ⅰ類
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★対象学年
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4年
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科目群
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専門Ⅰ類(必修)
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キャンパス
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開講期間
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前期 2017/04/10-2017/07/08
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★曜日・時限
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木3,木4,金3,金4
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★授業形態
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演習
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★単位数
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2.0
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履修条件
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特になし
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授業概要・カリキュラム上の位置づけ
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4年生前期の設計計画では、カリキュラムポリシーに従い、各自の建築、環境デザインのテーマを深化させること、また最終学年の設計演習として、社会における建築、環境デザインとすることを目標とする課題としています。卒業制作を前に今後、建築とどう関わるかという展望を含め、多様なスタジオの建築、環境デザイン課題から選択、実践します。
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到達目標
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①ディプロマポリシーにおける、建築、環境デザインに関する独自のテーマを深化させ、そのテーマをデザインとして具体化する方法を探究し、習得します。 ②実社会や大学院で主体性をもって建築や環境をデザインし、研究する基本的な力量を身につけます。
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授業計画・課題に対するフィードバック
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各スタジオとも第1~13回をゼミ形式での設計、デザイン演習にあて、第14,15回を発表、講評会とする。
<平成28年度の課題例>
源スタジオ 講師=彦根アンドレア 課題:環境負荷を配慮した建築、環境の計画、設計。 ※英語による授業となります。
鈴木スタジオ 講師=砂山太一 ※今年度(平成29年度)の課題予定になります。 課題:Deep Surface ─3次元モデリングを用いた〈深い表面〉の設計 ファサードやスクリーンなどの立面的建築要素を、2次元的にではなく、奥行きと空間を持つ〈深い表面〉として3次元的に捉え、3Dモデリングを用いて構築的な観点(成り立ちや作り方)にフォーカスした意匠構築物の設計を行います。 授業は以下の2つのフェイズで進める。 ① [調査と分析] 建築の表面を3次元的に捉えるための訓練として、首都圏にある建築物を参照し、物理模型および3DCADモデルを制作する。 ② [設計] ①で参照した建築モデルを発展させ、自ら考案した〈深い表面〉を設計する。
高橋スタジオ 講師=増田信吾 課題:場所性を耕す
布施スタジオ 講師=細矢仁 課題:「薄さ」が決める建築 -----建築を構成する要素の薄さを考える事で新しい風景を見つける----- ① 各自の提案した内容が、魅力的で新しい建築の提案になっているか。 ② 「薄さ」 「薄いこと」がどのように場所や風景が魅力的になり得たかを説明できること。 ③ 最終提出で卒制並の作業量をこなしたか。
小西スタジオ 講師=近藤哲雄 ※今年度(平成29年度)の課題予定になります。 課題:建築デザインと構造デザインの統合 建築を物理的に成立させるために構造は不可欠であるが、構造を建築を成立させるための単なるツールとして扱うのではなく、両者を統合させることで建築の質をより高めることを目指す。
菊地スタジオ 講師=河内一泰(平成29年度より) 課題:地形を読み解き建築を考える。空間構成についての新しい可能性を探る。
長谷川スタジオ 講師=林英理子 課題:アーバン・ウイルダネス :東京湾岸における、都市と野生の新しい関係を考える。 内港の埠頭は都心に近いという立地から非常に大きなポテンシャルを持っている。旧来の施設型再開発ではなく、これからの東京の姿を描くために内港埠頭を都心近接型のurban wilderness として捉え、都市生活と野生が両立する新しい「場所」の創出を考えてみたい。
土屋スタジオ 講師=田原唯之 課題:時代を超えた表現の交差 「敬愛する過去の作家の一つの表現」を選択し、その表現との「濃密な会話」の中から「自分自身の表現行為における動機(=種)」の一端を見つけ出し、それを「現時代における自分自身の一つの表現として結実させる」ことを目指す。そこには「時代を超えた表現の交差がもたらす、未知なる表現」が創出するだろう。
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履修上の留意点
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源スタジオは英語による授業となります 鈴木スタジオでは、模型製作を中心として授業を進めるが、Rhinoceros(3Dソフトウェア)、Grasshopper(ヴィジュアルプログラミング)、などのコンピューテーショナル・デザインの基本ツールセットを並行して用いる。建築学科のパソコンにソフトウェアはインストールされているが、自宅学習のためにも学生は各自持参のノートパソコンにRhino/Grasshopperをインストールしておくことが望ましい(mac不可)。
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準備学習内容・時間の目安
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特になし
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成績評価の方法
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提出物、出席による総合評価とする。 最終提出の締め切り時間は厳守すること。
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